「300円で仕入れたものが
9,800円で売れた」
経験から小売業へ興味

学生時代の私は、英語の教師になろうと思い、高校から大学まで教育分野を専攻していました。 転機になったのは、大学2年生の時期でした。学生時代のアルバイトや、販売などを通じて、「仕入れて売って儲ける」ということが自分は好きなんだと気付いた時です。 高校1年生の時に、古着屋で服を仕入れ、撮影をして、ネットで販売するということを始めました。 ある時、300円で仕入れたジーンズが9,800円で売れたことがありました。オークション形式だったので、なぜ値段が上がっていったのかを紐解いていき、次の商品に応用してみると、さらに売れるようになりました。

また、大学時代に4年間アルバイトしたホームセンターでの販売経験も、小売業に入るきっかけとなりました。 ある時期に2日間、高圧洗浄機の実演販売を任されたのですが、お客様と会話しながら販売する時間がとにかく楽しくて。後で社員さんから、私の売上が3か月分の売上実績になったと聞かされて、大きな達成感を感じました。

魚に厳しい街の店舗で、
魚の売上を伸ばせた体験

バローを就職先に選んだ理由ですが、その当時、私の地元の滋賀県に出店攻勢をかけていたので、名前は知っていました。就職活動のタイミングで調べてみると、日本一を目指している企業と知りました。 私は負けず嫌いな性格で、やるなら一番でないと!と思うタイプです。バローのことが心に刺さりました(笑)。

入社した際の最初の配属は、滋賀県大津市の真野店の水産部門でした。一年後には、三重県の新店の立ち上げで異動。その後は、三重県内の店舗をいくつか経験し、三重県松阪市の大黒田店でチーフになりました。 今までで一番の苦労と言いますか、自信をつけるきっかけになる出来事があったのは、伊勢店です。

漁師町にある店舗で、お客様も従業員も長年にわたって漁業に携わっているプロの方々ばかり。当時の私は、チーフとは言え数年の経験しかない素人みたいな存在です。そんな中で、できることがあるとしたら「聞く」ということぐらいです。「この魚の売り方は、こうしたほうがいいよ」「この魚の調理法はこんなものがあるよ」「この魚の鮮度の見極めはここだよ」等とにかく、耳を傾けました。お客様から「この前の魚うまかったよ、ありがとう」と言ってもらえた時は本当に嬉しかったです。魚に厳しい店にあって、水産部門の売上を増やしていくことができたのは、あの時のお客様、従業員のお陰です。 本当に、魚について全てを教わったと言ってもいいくらいですね。当時の皆さんとは、今でも親交が深く、連絡を取り合う仲です。しっかり勉強して吸収していったことが、今に繋がってきています。

目標は「地域一番店」、
常に新しいことに挑戦

店長としてお店をどうやって「地域一番」のお店にするか、これは実に面白いテーマです。 例えるなら、ロールプレイングゲームの要素に似ている部分があります。ゲームでは、経験値をためてレベルアップしていきますが、お店もそのような側面があると感じています。

頑張って取り組めば経験値が蓄積されて、売場に反映されていきます。すると、そのことがお客様に伝わって、売上がすこしずつ増えてきます。 だから、売場の経験値を上げていく意味でも、過去にないこと、常に新しいことに挑戦していくということが重要になってきます。 近い将来、「日本一のスーパーマーケットで働いています」と言えるようになりたいですし、その中で「日本一のお店」をつくれるように取り組んでいきたいですね。