「人と接すること、食に関わること」に
こだわってバローへ

大学時代は、石川県の大学で食品化学を専攻し、研究室でタンパク質系の分析実験などをおこなっていました。就職活動では、メーカーで研究のお手伝いをしたり、工場で一日体を動かしたりと楽しかったのですが、正直これを一生やるのか…と考えてしまって。 「人と接すること、食に関する仕事」であって、勤務地が地元の愛知県という条件で考えた時、出身高校の近くに店舗があった馴染みあるバローが、東証一部上場企業だったため、もう一社に絞りましたね。

果物農家の多い地域で
「果物は売れるのか」

入社後は農産部門に配属になりました。部門担当者から、部門チーフになり、岡崎店で店長代理になりました。 異動を経験して感じることは、地域によって、売れる、好まれる商品が全く違うということです。

例えば、蒲郡の店舗でチーフになった時のことです。果物の売上を伸ばして、売上構成比を上げていくという目標がありました。 ところが、この地域のお客様はみかん農家さんが多く、生産者の方ばかりです。そもそも、果物をお店で買うという概念自体が、あまりなかったんですね。 売れる果物は何か?それは、もうどんなに頭で考えても分からない。そこで、少しでも果物を買ってくださるお客様にお声をかけて「何があったら買いますか?」と聞きまくりました(笑)。 種類だけでなく、品種も聞いて調べ、店頭に並べられるように仕入れていきました。 また、バローは地場の農家さんの商品もしっかり取り扱っていますので、他社に比べるとそこも強みだと思って、本部のバイヤーさんの力も借りて、仕入れを工夫していきました。 すると、果物の売場に足を止めていただけるお客様の数が増え、売上が伸びはじめました。お客様からも「おいしかったよ」とお声をかけていただき、嬉しくなりましたね。

やり続けて分かったことは、この地域では、ドライフルーツが多く売れるという事でした。 それは200店舗以上あるバローの中でもトップクラスの数字で、全店中1位になったこともありました。果物は「攻めれば売れる」という意識に変わった瞬間でしたね。

仕事は難しくなりましたが、
やりがいを感じます

今、店長代理として仕事をしていますが、まだまだ至らない点が多く、本当に毎日が勉強で新しい気付きがあります。 お店をまとめていくという仕事は、難しいですが、やりがいがあります。実はプライベートで、地域の小学校でバスケットボールのコーチをしていて、人を見る、指導するという面で、その経験も非常に役立っています。

少し大きな話ですが、将来的にはお客様はもちろん、従業員のみなさんも、バローだけで満足した生活ができるようになるくらい全てが揃うお店に、無くてはならない存在になることを目指したいですね。